
キャロウェイゴルフ「HXツアー56」ゴルフボールを発売
~やさしさを進化させたフルチタンドライバー&ステンレスフェアウェイウッド~
キャロウェイゴルフ株式会社(東京都港区新橋 社長:アレックス・ボーズマン)は、2005年8月6日よりHX(ヘックス)ツアーゴルフボールの追加ラインナップとして、「HXツアー56」を発売いたします。
今回発売される「HXツアー56」は、従来のHXツアーに新たにサブ・ヘックス・デザイン(※次頁参照)を採用することにより、空気抵抗を軽減し、ツアープレイヤーが好む力強い弾道と飛距離を実現した中・上級者におすすめのウレタンカバーを採用した3ピースボールです。ネーミングにある「56」とはボール製造の際の金型番号「5056」からとったもので、数百を超えるプロトタイプ(試作品)の中から選ばれた証です。
この「HXツアー56」は、昨年9月キャロウェイゴルフ・スタッフプレイヤーに仲間入りし、現在世界ランキング4位のフィル・ミケルソンの契約のきっかけとなったボールで(別紙エピソード参照)、彼は「このボールに変えてから59、60、62と米PGAツアーでの生涯ベスト3のスコアがいきなり出たんだ。すごいボールだよ。僕がボールに求める『飛び』、『ソフトなフィーリング』、そして『コントロール性』のすべてを満たしている。パーフェクトだよ」とHXツアー56の性能を高く評価しています。
キャロウェイゴルフ株式会社ではこの「HXツアー56」をマーケットに投入することにより、中・上級者および競技志向ゴルファーへのアプローチを強化、このターゲットをより多く獲得することにより、ボール市場におけるさらなるシェアアップを目標としています。

製品の特徴
1.0.53ミリの極薄ソフトウレタンカバー
ソフトフィーリングでグリーン周りのスピン性能を向上
従来のHXツアーより、薄くソフトなカバーを使用することで、特にウエッジ、パターでの打感がソフトで、さらにグリーン周りのスピン性能も向上させています。より正確な距離感が得られるようになりました。
思い通りにコントロールできるボール
ソフトフィーリングで、フェースにボールが乗っている感覚をイメージしやすいため、ドロー・フェードなどの球筋を思い通りにコントロールすることができます。
2.高反発ラージコア
力強い飛び・優れた飛距離性能
従来のHXツアーと同様、力強い飛び・優れた飛距離性能が得られます。特に「HXツアー56」は、ソフトで薄いウレタンカバーを採用することにより、コアを大きくすることができました。また、中間層に硬めのアイオノマーを使うことで、HXツアーと変わらないボール初速を維持します。また、中間層の硬めのアイオノマーは、ドライバーショットでのムダなスピンを軽減し、理想の弾道を実現します。
3.6個の深い六角形のくぼみからなる「サブ・ヘックス・デザイン」
キャロウェイゴルフ最新のテクノロジー搭載をしたさらなる空力性能
ボールの継ぎ目が無いシームレス構造。従来のディンプルに変わる六角形のニュー・ヘックス・エアロネットワーク・パターンでボール表面を100%覆うことによる優れた空力性能に加え、「HXツアー56」にはさらに6個の深い六角形のくぼみの「サブ・ヘックス・デザイン」を搭載しています。この「サブ・ヘックス・デザイン」は、空力性能をさらに進化させ、一般的なディンプルボールと比べ、空気抵抗を軽減させることが可能となり、驚きの飛びを実現しています。ツアープロのような力強い飛びに加え、アゲンストの風や横風の状況下で優れた安定感を発揮します。
【参考資料】
「HXツアー56」はフィル・ミケルソンがキャロウェイゴルフへの移籍の決め手となったボールです。今回、アメリカ本社よりその契約に至ったエピソードが届きましたので紹介させていただきます。
『10ヤードの飛距離アップと1フィートのバックスピン』
2004年夏、キャロウェイゴルフ・ツアー担当のトップ、マイク・ガレスキのところに突然1本の電話が入った。「ランチでもどう?」 - 電話の相手はかのフィル・ミケルソンだった。ガレスキは困惑した。相手は競合メーカーの看板選手で、その競合相手は車で5 分ほどの距離に本社をおいている。自分とフィルがこの街で逢えば目立つに違いないからだ。「密会」というのを条件にガレスキはOK するが、フィルが指定してきたのは地元のサーファーが集まる、決してキレイとはいえないメキシカンレストランだった。人目を気にするガレスキにフィルは「ここはテイクアウト専門だから」とあっけらかんとしていた。ビーチサンダルに短パンというカジュアルなスタイル。「なんて人なんだ」。その気さくなキャラクターにすぐ打ち解け、ふたりは世間話に花を咲かせた。確信にせまる話題は何もなかった。
帰り際、なにげなくガレスキは車の中に入っていた開発途中のアイアン(現Xツアーアイアン)を見せた。右用のクラブだったがフィルは「かっこいいね」と一言つぶやくと、その隣にあったボールに目をやった「これは?」。興味津々のフィルにガレスキは開発段階の「HXツアー」のプロトタイプ(試作品)であること、まだテスト中でツアー供給もしていないことを伝えて白いサンプル箱に入った1スリーブ(3個)をあげた。「早速使ってみるよ。」と車に放り込んでフィルは立ち去ったが、すぐに使うわけがないだろうとガレスキも思っていた。
翌朝、出社するとデスクに留守番電話のメッセージが入っていた。「マイク、これはすごいボールだよ。ティーオフ(ドライバー)の飛びもすごいし、思い通りの弾道で飛んでいく。スピンもかけたいところ、かけたくないところで自由自在だ。このボールならやりたいことがなんでもできそうだ」と興奮して話すフィル・ミケルソンだった。
その2ヵ月後には競合メーカーとの契約を16ヶ月残し、フィルはキャロウェイゴルフとの契約を済ませすでにテストセンターに連日入り浸っていた。フィルがキャロウェイゴルフのボール開発チームに出した宿題はこうだった。「僕は今使ってるボールよりティーオフで10ヤード飛んで、PGAツアーのグリーンで35ヤードのアプローチショットを打ったら1フィート(30センチ)戻るボールが欲しいんだ」。
この難題のために、28人からなる“Team Blue Sky”が開発チーム内で結成された。物理、数学、幾何学などそれぞれの分野のドクターにボーイング社で翼の設計をしていたエンジニアたち。もちろんメンバーには開発最高責任者であるリチャード・ヘルムステッターや、ロジャー・クリーブランドも名を連ねている。彼らがのちに完成させたのが「HXツアー56」である。
「56」とはボールを成型するための金型の番号。Team Blue Sky が叡智と技術を注ぎつくりあげた完成品に特別な名前は必要なかった。
その後、フィル・ミケルソンはこの「HXツアー56」を手にキャロウェイゴルフ・スタッフプレイヤーとしてPGAツアーに参戦、04年11月、ハワイで行われたPGAグランドスラムでベストスコア「59」をマーク、優勝したFBRオープンでも2日目「60」、AT&Tペブルビーチではコースレコードの「62」を出している。この3つのスコアはフィル・ミケルソン生涯のベスト3にあたる。


