「APEX ELITE COMBOアイアンセット」
まずは、「APEX ELITE COMBOアイアンセット」から見ていきましょう。このセットは、キャビティバック形状で4ピース構造のAPEX TCBアイアンと、トラディショナルな美しいマッスルバックであるAPEX MBアイアンのコンビネーションとなっています。APEX TCBアイアンは、ジョン・ラームやザンダー・シャウフェレ、石川遼プロをはじめとして、多くのキャロウェイ・スタッフプレーヤーが愛用しており、一方のAPEX MBアイアンも、USPGAツアーなどで目にすることの多いモデルです。

いずれも、ツアープレーヤーに好まれるコンパクトでシャープなヘッドとなっており、優れた打感や弾道のコントロール性などを有するアイアンです。ただし、両者を比較すれば、やはりキャビティバックのAPEX TCBアイアンのほうが、わずかにミスヒットへの寛容性も持ち合わせており、操作性の高さに関しては僅差ではありますが、マッスルバックのAPEX MBアイアンのほうに軍配が上がります。

この両者の優位性を生かしているのが、「APEX ELITE COMBOアイアンセット」です。クラブ長さにより相対的にミスヒットの頻度が増えるI#5~7にはAPEX TCBアイアンを、逆に芯でミートしやすい短い番手のI#8~PWにはAPEX MBアイアンを採用。いわば、“適材適所”のエリートゴルファー向けセットです。なお、「APEX ELITE COMBOアイアンセット」はI#5~PWの6本セットで発売されますが、別売りでAPEX TCBアイアンのI#4も用意されているので、I#4~PWの7本セットとすることも可能です。

「APEX MIXED COMBOアイアンセット」
I#5~7にAPEXアイアン、I#8~PWにAPEX PROアイアンを組み合わせた、「APEX MIXED COMBOアイアンセット」も、同様の考え方によって生まれたものです。I#5~7においては、どちらのモデルも、AIが番手別に設計した最新のFLASHフェースや、大きな重量のタングステンウェイトなどを搭載していることにより、飛距離性能や寛容性にとても優れています。ただ、安心感の面では、APEXアイアンのほうが上回っていると言ってよいでしょう。APEX PROアイアンは、中空構造ながらマッスルバックのような見た目を持ち、トップラインも薄めに仕上がっています。一方のAPEXアイアンは、キャビティバック形状でトップラインもやや厚く、構えたときには、ミスに強そうなイメージを与えてくれます。

ピンを積極的に狙っていきたいI#8~PWにおいては、さらに違いがあります。APEXアイアンでは、クラブ長さのある番手と設計は同じで、PWにおいてのみ、FLASHフェースカップではなく、ステンレスのフェースプレートを採用しています。他方、APEX PROアイアンのI#8~PWは、中空構造であることは同じながら、APEX TCBアイアンにも採用されているツアーチューンド・フェースプレートを搭載。弾道のコントロール性に関しては、APEX PRO アイアンのほうがより優れています。「APEX MIXED COMBOアイアンセット」も、まさに“いいとこ取り”の6本と言えるでしょう。なお、通常製品のまま、APEX PROアイアンのI#8~PWをAPEXアイアンのI#5~7に組み合わせると、ロフトの階段にズレが出てくるため、「APEX MIXED COMBOアイアンセット」では、APEX PROアイアンのI#8~PWのロフトを調整しています。


いずれのセットも、豊富で幅広いラインアップのAPEXシリーズだからこそできた、理想的融合です。ぜひ、キャロウェイWEBサイトでも、詳細をチェックしてみてください。キャロウェイ オンラインストアおよびCALLAWAY EXCLUSIVE取扱店舗においては、好みのシャフトなどを選べるカスタム対応で、2021年9月6日より受付がスタート、9月23日より発売開始予定となっています。
「APEX ELITE COMBOアイアンセット」の製品情報はコチラ!
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