ここで整理しておくと、最初に登場したのがJAWS FORGEDウェッジ(メッキ)で、続けてJAWS FORGEDウェッジ ツアーバージョン(ノーメッキ)、JAWS FORGEDウェッジ ツアーバージョン(メッキ)と発売され、さらに今回の「JAWS FORGEDウェッジ ノーメッキバージョン」となります。ノーメッキタイプとしてはJAWS FORGEDウェッジ ツアーバージョンがすでに存在していたことになりますが、こちらはロフトが56度と60度の2種類で展開。異なるロフトを求めていた人をはじめとして、まさに待望のノーメッキタイプ登場と言えるのではないでしょうか。

「JAWS FORGEDウェッジ ノーメッキバージョン」の特徴は、多くの部分をJAWS FORGEDウェッジから引き継いでいますが、ここであらためて振り返っておきましょう。まず挙げられるのは、そのフォルムです。JAWSウェッジ以上にストレートになったリーディングエッジや、ホーゼルから繋がるラインのスムーズさ、オフセットの少なさは、多くのツアープロ、上級者が好むところで、ターゲットに対してとても構えやすい顔つきとなっています。

また、重心位置の最適化も見逃せません。バックフェースの厚みのある部分をロフトによって変化させており、ロフトが立っているモデルは下部を厚め、ロフトが寝ているモデルは上部を厚めにしています。一般的に打点は、ロフトが小さくなるほど低く、ロフトが大きくなるほど高くなりますが、このバックフェースの厚みの調整により、重心が打点により近いところへと配されていることになります。この重心位置の最適化は、ロフトごとに求められる最適なスピンを、安定してもたらします。

フェース面に刻まれた溝は、鋭いエッジが特徴的な37Vグルーブ(46~52度は20Vグルーブ)。これだけでも強烈なスピンを生み出しますが、今回はノーメッキということで、さらに鋭さが際立つこととなり、ボールに食いつく力は絶大です。もちろん、ノーメッキがもたらすインパクト時のフィーリングも忘れてはなりません。「JAWS FORGEDウェッジ ノーメッキバージョン」は、ソリッドでありながら、とても心地の良い打感を、ゴルファーの手に残してくれます。

「JAWS FORGEDウェッジ ノーメッキバージョン」を使用しているキャロウェイ・スタッフプレーヤーとしては、やはりジョン・ラームに触れないわけにはいきません。昨年、初めてメジャーを制した際、ラームは52、56、60度の「JAWS FORGEDウェッジ ノーメッキバージョン」をバッグに入れて戦っており、今年のメジャー第1戦にも同じラインアップで臨んでいました。また国内では、石川遼プロも代表的な愛用者として挙げられます。

発売は、キャロウェイ オンラインストア、CALLAWAY EXCLUSIVE製品取扱店舗からとなります。すでに詳細は公式サイトにアップされていますので、チェックしてみてください。
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