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これまでもキャロウェイのアイアンには、同様のブラックバージョンがいくつか存在しましたが、どのモデルも好評を博してきました。今回の「APEX BLACKアイアン」も、ブラックPVD仕上げで高級感とスタイリッシュさが同居しており、一緒に回るプレーヤーから羨望の眼差しを集めそうです。もちろん通常のシルバーカラーもアイアンらしい輝きでカッコ良いのですが、「APEX BLACKアイアン」の雰囲気も本当に魅力的です。
また、このブラックカラーはヘッドをやや引き締まったシャープなシルエットに見せる効果がありますし、ボールのカラーとのコントラストで構えやすいというフィーリングも出てきそうです。JAWS RAWウェッジにもブラック仕上げがありますので、一緒に揃えて、見た目の感覚を同じにするというのも良い手でしょう。
構造や性能は、「APEXアイアン」とまったく同じなので、すでに多くの方がご存じでしょうが、ここであらためて概要をまとめておきましょう。このアイアンは、幅広いレベルのゴルファーに対応してくれる、キャロウェイのなかでもスタンダードと言って良いモデルです。
構造としては、すでにお馴染みとなったAI設計のFLASHフェースカップ（I#4～9に採用。PWはフェースプレート）と鍛造（ボディ）アイアンを融合した、キャビティバックタイプ。とても心地良いフィーリングながら、驚異的なボール初速もやさしく実現してくれるヘッドになっています。
ヘッド下部には、キャロウェイ独自のタングステン・エナジー・コアを採用していますが、このアイアンではボディのヒール部分を新たに削り取ったことにより、従来以上の余剰重量を創出。その結果、搭載したタングステンの重量は、前作のAPEXアイアンをはるかに超えています。また、この大きな重量は、精度の高い配置を可能にするタングステン・エナジー・コアのテクノロジーによって最適な場所に振り分けられており、理想的な重量配分のヘッドを実現しています。
この重量配分の効果は絶大で、ボールの高い打ち出しを簡単に可能にするだけでなく、フェース下部などのオフセンターヒットでも、しっかりとボールを飛ばしてくれます。加えて、このタングステン・エナジー・コアの存在は、FLASHフェースカップから、安定して高いボール初速が生み出されることにも繋がっています。
ヘッド下部には、こちらもキャロウェイ独自のウレタン・マイクロスフィアを搭載。これは、フェースのたわみを阻害することなく、無駄な振動を吸収してくれるものとなっており、鍛造アイアンらしい柔らかい打感をプレーヤーの手にしっかりと伝えつつ、FLASHフェースの性能が余すことなく発揮されることにも貢献しています。
ヘッドのサイズは大きすぎず小さすぎないもので、トップブレードも厚すぎず、薄すぎないちょうど良い設計。ソールも抜けの良い形状が採用されており、小さめのオフセットとともに、歴代のAPEXアイアンから続く完成されたフォルムとなっています。とても構えやすく、自信を持ってスイングしていけるアイアンです。
セット発売はI#5～9、PWの6本となっており、I#4は単品発売となります。シャフトやグリップ、長さ、ライ角などをお好きな仕様にカスタムすることも可能となっていますので、ぜひ、CALLAWAY EXCLUSIVEのサイトで詳細をチェックしてみてください。
＊本記事でご紹介している製品はUS仕様です。日本仕様はシャフトのカラーが異なります
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