
使用するのは写真にある、タブレットを2枚並べたようなサイズのデバイス。これを下に置いて、センターにボールを置き、5球、ストロークしていきます。デバイスにはいくつかのセンサーが組み込まれているようで、そのセンサーがインパクト時のフェースの角度、フェース上の打点位置、そしてフェースローテーションが適切かを計測。いかにスクエアにインパクトし、芯でボールを捉え、ストロークの軌道が安定しているかを弾き出してくれるのだそうです。

ちなみにテストする距離はあまり関係がなく、何メートルでも良いとのこと。純粋にストロークの質を計測しているということですね。計測結果は、計測デバイスに紐づけされたスマートフォンなどに送信されて数値で表示されます。単位はパーセントで、もちろん100が満点。3つの項目とともに、総合のパーセンテージで判断となります。

計測前には、テストをするパターのモデル名を登録します。オデッセイの最新モデルは、ほとんどがリストアップされているようなので、お店で現在販売されているパターの大半で計測することができます。
ということで、モデルによってどんな違いが数値で出てくるのか、筆者もいろいろ試してみました。まずは、いつも使用しているブレードタイプに近い、トリプル・トラック パターのDOUBLE WIDEから。形状は異なりますが、やはりブレードに似ている安心感があるのか、90.7%という高い数値が出ました。ここで細かく見ておくと、各項目の上にある0.5°とか4.6㎜といった数値は、5球の平均値。下のパーセンテージは、再現性を示しているそうです。このDOUBLE WIDEの場合、打点位置の再現性が悪いようですね。

次に、トリプル・トラック パターの2-BALL BLADE。こちらもブレードの要素を持っている2-BALLですから、良い数値が出ると思ったのですが、87.8%。個々の項目の再現性の数値はDOUBLE WIDEと大差ないように見えますが、やはり打点位置の平均6.4㎜というズレの大きさがダメだったのでしょうか。総合では、DOUBLE WIDEのほうが高い数値となりました。

3つ目は、STROKE LAB BLACK シリーズ パターのROSSIE。これまた個人的な話ですが、筆者は全体的に小さく見えるパターだと安心感が得られず、ROSSIEや#5のようなマレットは苦手に感じるタイプでした。実際、それは数値に表れたようで、フェース角度の平均は0.7°。総合の数値も86.8%と、もっとも低いものとなってしまいました。

ほかにもいくつかのモデルを打ったのですが、「ODYSSEY FITS」の流れは、ざっとこんな感じです。思ったよりも簡単に、かつ短時間で、さまざまなモデルの合う、合わないが、数値でわかりやすく出てきます。もちろん、ベストなパターを見つけるには、パットラボでのフィッティングや、オデッセイマスターの店員さんによるフィッティングを、時間をかけて丁寧に受けるのがいちばん。でも、たとえば店頭でいくつかのモデルのなかからどれを選ぶか迷ったときなどには、「ODYSSEY FITS」が威力を発揮してくれそうです。
「ODYSSEY FITS」は、CALLAWAY EXCLUSIVE取扱店舗のうち、キャロウェイアパレル丸の内路面店とキャロウェイアパレル南船場路面店を除いた39店舗で受けることができます。現在、「ODYSSEY FITS」を体験して、同店でODYSSEY パターを購入された方に、トリプル・トラック カジノマーカーをプレゼント(各店先着20名様。なくなり次第終了)するキャンペーンも行われています。ぜひ、お近くのCALLAWAY EXCLUSIVE取扱店舗に足を運んでみてください。
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