第1、2ラウンドをトップタイで終え、36ホールの長丁場となる最終日に臨んだ石川プロ。最初の第3ラウンド18ホールでは、2バーディーを先行させたものの、突然の乱調で4番から6番までボギー、ダブルボギー、ダブルボギーを叩き、優勝争いから脱落したかに思われました。しかし、バックナインの途中から復調。上がりの3ホールで3連続バーディーを奪うなど、このラウンドのスコアを1オーバーまで戻し、トップと4打差の通算9アンダー、6位タイで最終ラウンドへと向かいました。
第4ラウンドの18ホールでは、16番まで4つのバーディー(1ボギー)を重ねてトップの黄重坤(韓国)に2打差まで迫り、17番では、その黄がダブルボギー。パー5の18番はともにバーディーフィニッシュとして、通算13アンダーのトップタイで並び、勝負はプレーオフへともつれ込みました。
18番ホールで行われたプレーオフでは、石川プロが残り200ヤード弱から5番アイアンで、ピン奥約4mにつける渾身のセカンドショット。長いイーグルトライを決められなかった黄に対し、石川プロはやや右に曲がるラインを見事に読み切って、決着をつけました。ボールがカップインした瞬間、力強くガッツポーズを見せ、これまでなかったような雄叫びまで上げた石川プロ。長らく勝てなかったことのつらさ、選手会長としての責務、シーズン初めでのケガでの戦線離脱等々……。この勝利の裏にある意味の大きさが伝わってくるシーンでした。

今大会での石川プロのクラブセッティングは、以下のとおりです。
●ドライバー:EPIC FLASH Sub Zero トリプルダイヤモンド ドライバー(9.0°)
●フェアウェイウッド:XR 16 フェアウェイウッド(13.5°)
●ユーティリティ:X FORGED UT アイアン(21°)
●アイアン:APEX PRO アイアン(2019年モデル。I#3)、APEX MB アイアン(I#4~PW)
●ウェッジ:X FORGED ウェッジ(50°) 、MACK DADDY 2 TOUR GRIND ウェッジ(58°)
●パター:オデッセイ プロタイプiX パター#9HT(プロトタイプ)
●ボール:CHROME SOFT X ボール
今大会での石川プロの優勝を支えたのは、なんといっても、「EPIC FLASH Sub Zero トリプルダイヤモンド ドライバー」と言っていいでしょう。ここ数年、ドライバーの安定性に苦しんできた石川プロですが、今大会では常に最後まで気持ち良く振り切り、ドライビングディスタンスは4日間全体2位の315ヤードをマーク。フェアウェイキープ率も62.5%で、ティーショットでの大きなトラブルはほとんどありませんでした。ドライバーに不安がなくなれば、定評のあるアイアンショット、アプローチショットがますます活きてくるはず。それほど遠くない時期に、石川プロの2勝目、3勝目を見ることもできるのではないでしょうか。
なお、石川プロ同様、現在の日本ツアーにおいてEPIC FLASH シリーズを使用するプロは多数に上ります。国内男子では、2019年通算でキャロウェイのドライバー使用率が№1(※1)。さらに女子では、ドライバーとフェアウェイウッドが18週連続、使用率No.1(※2)です。これらのデータは、キャロウェイのすべてのドライバー、フェアウェイウッドを対象にしたものですが、その中心にあるのは、言うまでもなく、EPIC FLASH シリーズです。多くのツアープロが、FLASH フェースの驚異のボール初速、飛距離性能を認めている証と言えます。今後もぜひ、キャロウェイ・スタッフプレーヤー、そしてEPIC FLASH シリーズの活躍に、大いにご期待ください。
※1 Darrell Survey調べ(7月7日時点。国内男子ツアーでのキャロウェイブランドのすべてのドライバー使用数)
※2 Darrell Survey調べ(7月7日時点。国内女子ツアーでのキャロウェイブランドのすべてのドライバーおよびフェアウェイウッド使用数)