追加ラインアップを具体的に見ていくと、ワイドなブレードをセンターシャフト仕様にした「#1WCS」、ブレードタイプの「#・2・(ツードット)」、6角形をしたマレットの「#2M」、アルファベットのBのような形状をした「#4M」、小ぶりなマレットタイプのヘッドにスラントネックを採用した「#6MS」、アルファベットのT型をした「BIG T BLADE」、大きめのマレットタイプである「V-LINE」、そして、2-BALLアライメントをブレードヘッドに組み込んだ「2-BALL BLADE」の計8機種となります。

もちろん、すべてのモデルにホワイト・ホット インサートが搭載され、ステンレスをミーリング加工した美しいスキンミルドヘッドや、重さ、スイングバランスを調整できるアジャスタブル・ソールウェイトを採用しているところなどは、従来と変わりがありません。
異なるポイントは、2つ。まずは、追加モデルすべてに、トリプル・トラック アライメントが採用されているところが挙げられます。オデッセイでは、もうすっかりお馴染みとなった、太めの赤いラインと細い2本の青いラインです。太さと色のコントラストにより、ターゲットに対してヘッドをスクエアにセットすることを容易にし、ストロークにも好影響をもたらしてくれます。

もう1つは、「#1WCS」「#・2・」「#2M」「#4M」「#6MS」に採用されたハイトウデザインです。これは、トウ側を高くしたヘッド設計のことで、構えたときには自然と、ボールがつかまりそうなイメージを与えてくれます。また、このイメージがハンドダウンの防止にも効果を発揮。グリップの位置を、適正なポジションへと導きます。

ツアーではすでに、キャロウェイ・スタッフプレーヤーの深堀圭一郎プロが、#1WCSを実戦投入しています。しかも、その最初の試合となった、7月1~4日開催の国内メジャー、日本プロゴルフ選手権大会では、並みいるレギュラーツアープレーヤーを押しのけ、見事、9位タイ! 開催コースが、2003年に日本オープンを制した思い出の地、栃木県の日光カンツリー倶楽部だったこともあるかもしれませんが、「WHITE HOT OG #1WCSパター」も好成績の大きな要因になったことは間違いないところでしょう。
そして先週開催された北海道ブルックス モアサプライズ カップ2021では、プレーオフを制し、シニアツアー3年目の初優勝! 本試合でもパターはもちろん「WHITE HOT OG #1WCSパター」を投入していました。
