2022年のニューモデルであるELEVENパターは、ソール前側のトウ・ヒール部分を含めて、ヘッド前方部分に大半の重量を配分。高慣性モーメントで浅重心という設計のモデルとなっています。大型マレットらしいミスヒットへの強さ、ストロークの安定感はそのままに、思ったとおりに打ち出しやすい操作性や、浅重心ならではのボールの転がりの良さから、ツアープレーヤーの間でも人気が急上昇中です。日本男子ツアーでは、すでに2勝を挙げてもいます。

そんなモデルに、オデッセイの代名詞的存在である2-BALLアライメントを加えて生まれたのが、「2-BALL ELEVENパター」です。世界に衝撃を与えた2-BALLアライメントのデビューから、すでに20年以上経過しましたが、いまもアマチュアはもちろん、多くのプロにも愛されつづけており、人気は不動です。ヘッド上面に搭載された2つの白いディスクが、ターゲットに対する正確なセットアップとストロークを可能にしてくれるわけですが、2-BALLアライメントはもはや、安心感をもプレーヤーにもたらしている存在なのかもしれません。「2-BALL ELEVENパター」においても、大きな効果を発揮するのは間違いないところでしょう。

6月9~12日に開催の日本男子ツアー、「ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント 2022」ではツアープロモーションもスタートし、6名のツアープロが「2-BALL ELEVENパター」を使用しました。キャロウェイ・スタッフプレーヤーの中里光之介プロは、普段はブレードタイプのパターを愛用していますが、「2-BALL ELEVENパター」がとても気に入った様子で、試打した際の印象を以下のように語っています。
「2-BALLアライメントがあることで構えやすさが変わり、ELEVENパターとは違うモデルという感じがします。ボールの転がりが良く、ストロークの感覚がブレードパターのようでもあり、違和感なく打つことができます」

ちなみに、ELEVENパターと「2-BALL ELEVENパター」は、フォルムがまったく同じではなく、2-BALLアライメントを搭載するため、「2-BALL ELEVENパター」はわずかに前後長が長くされています。また、ソールにあるプレートのロゴも、「2-BALL ELEVENパター」独自のものです。

ヘッドラインアップは4種類で、そのうちの3モデルは、センターに黒い1本のラインが入れられた2-BALLアライメントとなっています。ネックがダブルベントの「2-BALL ELEVEN TOUR LINEDパター」、ショートスラントネックが組み合わされた「2-BALL ELEVEN S TOUR LINED パター」、クランクホーゼルを採用した「2-BALL ELEVEN CH TOUR LINED パター」です。そして残る1種類は、赤と青の3本線、トリプル・トラック2-BALLが描かれた2-BALLアライメントを持ち、ダブルベントネックの「2-BALL ELEVEN TRIPLE TRACKパター」となっています。どれも注目ですが、なかでも「2-BALL ELEVEN CH TOUR LINED パター」は、ELEVENパターのヘッドで初のクランクホーゼルモデルということで、気になる方は多いかもしれません。

左下/「2-BALL ELEVEN CH TOUR LINED パター」、右下/「2-BALL ELEVEN TRIPLE TRACKパター」
すべてのモデルに、ホワイト・ホット インサートとRED STROKE LABシャフトを搭載。パター長さは、「2-BALL ELEVEN TOUR LINEDパター」と「2-BALL ELEVEN S TOUR LINED パター」に32、33、34インチ、他の2モデルは33、34インチが用意されています。発売は、7月15日の予定です。お楽しみに!
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