EPICシリーズのフェアウェイウッドは、「EPIC SPEEDフェアウェイウッド」と「EPIC MAXフェアウェイウッド」の2モデル展開。どちらにも、AIが新たに設計したJAILBREAK AI ベロシティブレードとFLASHフェースSS21を搭載しており、飛距離性能の向上や高初速エリアの拡大が図られていますが、異なる性格を持ったフェアウェイウッドになっています。

<EPIC SPEEDフェアウェイウッド>
「EPIC SPEEDフェアウェイウッド」は、浅・低重心化がなされており、低スピンの強い弾道をこれまで以上に安定して得られるモデル。またヘッド形状は、ややフェースの高さがあり、構えたときには、すっきりとしたフォルムに見えます。操作性の良さ、振り抜きやすさも感じさせてくれる印象です。MAVRIKシリーズで言えば、MAVRIKフェアウェイウッドとMAVRIK Sub Zeroフェアウェイウッドの性能と見た目を掛け合わせたようなモデルと表現できるかもしれません。

EPIC SPEEDフェアウェイウッドは、具体的には以下のようなタイプのプレーヤー向けと言うことができそうです。
●フェアウェイウッドで、一定以上の高さを出すことに悩みがない方
●低スピンの強弾道が好みで、かつ、これまで以上にやさしく飛距離を稼ぎたいと思っているゴルファー
●構えたときに、必要以上に大きく見えるフェアウェイウッドが苦手な人
<EPIC MAXフェアウェイウッド>
一方、「EPIC MAXフェアウェイウッド」は、MAVRIK Sub Zeroフェアウェイウッドのように、ソールの前後に2つ、スクリューウェイトを搭載していますが、立ち位置としてはMAVRIK MAXフェアウェイウッドに近いと言えます。低・深重心、高慣性モーメント、ドローバイアスにより、ボールが上がりやすくて、ミスヒットにもより強く、しっかりとつかまった低スピン・高弾道をやさしく打つことができます。ヘッド形状もMAVRIK MAXフェアウェイウッドに近く、シャローで、構えたときに大きく見え、角張ったリーディングエッジのおかげもあって、ヘッド全体が地面にピッタリと張り付いているかのように映ります。ボールの拾いやすさや慣性モーメントの高さが伝わってくるフォルムで、見るからにやさしいヘッドと言えます。ただ、このルックスでありながら、ソールのスクリューウェイトを前後で入れ替えることにより、低スピン・強弾道という性格に変えることができる点も見逃せません。

以上から、次のようなプレーヤーに合っているのは、EPIC MAXフェアウェイウッドと言えるでしょう。
●性能的にも、ヘッドの見た目にも、やさしいフェアウェイウッドを求めている方
●フェアウェイウッドでボールが上がりにくい、つかまらないという悩みがある人
●低スピン・強弾道のボールを求めつつ、構えたときの安心感も欲しいゴルファー(スクリューウェイトの前後の入れ替えで対応)
<APEXユーティリティ>
続けて、ユーティリティです。まずは、「APEXユーティリティ」ですが、これは同じ名前ながら、過去のAPEXユーティリティとは少し位置づけが異なります。これまでは、アイアンの延長線上のモデルとして、飛びだけでなく、操作性やスピンで止める性能も重視されてきましたが、新しいAPEXユーティリティでは、低重心とエクストリーム・タングステンウェイトによるボールの上がりやすさ、寛容性が最大の特徴となっています。また、構えたときにヘッドが大きく見え、安心感を与えてくれるフォルムです。新しいJAILBREAK AI ベロシティブレードとFLASHフェースSS21の搭載により、飛距離性能ももちろん大きく向上しています。

これらのことから、APEXユーティリティは以下のようなタイプのプレーヤーに好まれるモデルと言えそうです。
●ナイスショット時だけでなく、ミスヒットの際も、充分に飛んでくれるユーティリティが欲しい人
●ユーティリティで、もう少し弾道を高くしたいと思っている方
●構えたときに安心感のあるモデルを求めているゴルファー
<APEX PROユーティリティ>
新しい「APEX PROユーティリティ」のほうが、過去のAPEXユーティリティを引き継いでいるモデルと言えます。JAILBREAK AI ベロシティブレード、FLASHフェースSS21により、飛距離性能やミスヒットへの強さはこちらも向上していますが、新しいAPEXユーティリティと違い、内部にはエクストリーム・タングステンウェイトを搭載しておらず、また、ネックにはノーマルな接着型ホーゼルを採用しています。結果、低重心ではありながら、新しいAPEXユーティリティよりはやや高重心となっており、ヘッドの操作性、弾道の打ち分けやすさ、グリーンで止められるスピン性能は、プロや上級者の好むレベルに仕上がっています。加えてヘッド体積が小さく、見るからに操作性の高そうなフォルムで、接着型ホーゼルもすっきり感やターゲットに対しての構えやすさなどをもたらしています。

ということで、APEX PROユーティリティに適している例としては、次のようなプレーヤーが挙げられます。
●ユーティリティにさらなる飛距離、やさしさを求めるが、同時に操作性や弾道の打ち分けやすさも欲しい人
●グリーンで止められる、アイアンのようなスピン性能を求めている方
●接着型ホーゼルのほうが構えやすさなどを感じられて好みだというゴルファー
EPICシリーズのフェアウェイウッドは2月19日(一部SPECを除く)、APEXシリーズのユーティリティは2月26日(一部SPECを除く)と、いよいよ発売日も近くなってきました。ご購入をご予定の方は各製品の詳細とともに、上記の内容もぜひ参考にしてみてください。
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■ EPICドライバーシリーズ
「EPIC SPEEDドライバー」 「EPIC MAXドライバー」 「EPIC MAX LSドライバー」
■ EPICフェアウェイウッドシリーズ
「EPIC SPEEDフェアウェイウッド」 「EPIC MAXフェアウェイウッド」
■ APEXユーティリティシリーズ
「APEXユーティリティ」 「APEX PROユーティリティ」
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「APEXアイアン」「APEX DCBアイアン」「APEX PROアイアン」
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