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キャロウェイ ニュース取材班が「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」フェアウェイウッド、ユーティリティを打ってみた! | キャロウェイゴルフ公式サイト

キャロウェイ ニュース取材班が「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」フェアウェイウッド、ユーティリティを打ってみた!

2024.01.17 招待する
先日は、キャロウェイ・スタッフプレーヤーの深堀圭一郎プロ、柏原明日架プロによる、「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」のドライバーインプレッションをお届けしましたが、今回はキャロウェイ ニュース取材班のフェアウェイウッド、ユーティリティ試打レポートです。2023年モデルのPARADYMシリーズも打ちながら、フィーリングなど、いろいろと比較してみましたので、ぜひご覧ください。

構えたときに真っ先に感じるのは、ヘッド形状のきれいさです。昨年のPARADYMでも思いましたが、4つのモデルすべて、地面に置いたときに違和感のない形をしています。たとえば「PARADYM Ai SMOKE MAX Dフェアウェイウッド」であれば、ボールのつかまりが良いという特徴がフォルムにも表れていそうなものですが、極端なところのない、とても自然な丸いシェイプとなっています。他の3モデルも、どこかがとくに目につくということがありません。多くの人が好感を持つ形状になっていると言えるのではないでしょうか。

左から「PARADYM Ai SMOKE MAXフェアウェイウッド」、「PARADYM Ai SMOKE MAX Dフェアウェイウッド」「PARADYM Ai SMOKE MAX FASTフェアウェイウッド」、「PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆フェアウェイウッド」

4つを次々に打ち、間にPARADYMフェアウェイウッドも打ってみましたが、明らかに違うのは打感と打球音です。PARADYMのときも、その前作のROGUE STシリーズより柔らかく心地良いものになったと思いましたが、「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」ではさらにソフトで、打球音からも打感の良さが伝わってくるようなものになったと言えます。PARADYMフェアウェイウッドでは、少しだけ金属的な高い音が残っているような感じです。これは、「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」になってJAILBREAKテクノロジーが搭載されなくなったことも関係しているのかもしれません。

実際の球筋や打ったときの感覚は、これまで以上にモデルごとの特徴がはっきりと出ているように思いました。「PARADYM Ai SMOKE MAXフェアウェイウッド」は、シャロー気味のヘッドでボールが拾いやすく、かつヘッドコントロールも比較的しやすい、幅広いプレーヤーに合いそうな印象で、「PARADYM Ai SMOKE MAX Dフェアウェイウッド」は、こちらもややシャローなヘッドからつかまりの良いボールが出ていく、いかにもドローバイアスという雰囲気。

「PARADYM Ai SMOKE MAX FASTフェアウェイウッド」は、アジャスタブルホーゼルがないことなどもあって、持った瞬間に段違いの軽さを感じるクラブに仕上がっており、まるで自分がパワーアップしたかのようにも思わせてくれます。「PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆フェアウェイウッド」はコンパクトな洋ナシ型のヘッドと、ややディープなフェースが、上下左右にさまざまな弾道を打ち出せる気持ちにさせてくれ、弾道もいちばん強いものとなっているように感じました。特徴がしっかり分かれているということは、選びやすいとも言えるでしょう。

「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」といえば、やはりAiスマートフェースについても触れないわけにはいきません。どんなインパクト、打点であっても、最適な弾道に補正し、真っすぐに大きく飛ばしてくれるという機能ですが、実際に打ってみると、「これがそうなのかな?」という感触が何度かありました。 とくに、芯よりもトウ側で打ったときと、フェースの下側で打ったときがわかりやすい感じで、どちらも、「あ、芯を外したな」という感覚はあるのですが、同時にフェースがボールをちゃんと跳ね返してくれているフィーリングもあります。通常、トウ側のときは当たり負けしてフェースが開き、力なく右に出ていくボールになり、下側のときは鈍い感触が手に残って低めの球になるのですが、「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」の場合は結果も良く、トウ側でのヒットであっても勢いよく許容範囲の内側に飛んでいきますし、下側のヒットでも、ボールはしっかりと上がって、予想以上に飛距離を出してくれていました。

この補正機能によって大きなミスが減るため、きっと長く使えば使うほど、効果がもたらされるのでは、と感じました。試打に留まらず、ぜひラウンドを通して、もしくは数カ月使って、平均スコアなどの変化を見てみたいところです。PARADYMシリーズも、着弾範囲を狭くする能力を持っていましたから、そこからどれだけ進化し、トータルの結果にさらなる影響を与えるのかどうか、比較してみてもいいかもしれません。

次は、ユーティリティです。試打で使用したのは、「PARADYM Ai SMOKEユーティリティ」「PARADYM Ai SMOKE HLユーティリティ」「PARADYM Ai SMOKE MAX FASTユーティリティ」の4Hです。構えたときの印象は、「PARADYM Ai SMOKE HLユーティリティ」のフェース面の高さがもっともあるように見え、全体にほっそりとシャープに見えるのが、「PARADYM Ai SMOKE MAX FASTユーティリティ」という感じです。

前作のPARADYMユーティリティとともに、3つのモデルを代わるがわる打ってみると、打感や打球音はフェアウェイウッドのときと同じような印象でした。明らかに「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」のほうが柔らかい感触で、音からもソフトなフィーリングが伝わってくるような心地良い感じです。PARADYMユーティリティも充分に柔らかいのですが、打球音には、キーンという金属音が少しだけ混ざっているように聞こえます。やはりこちらも、JAILBREAKテクノロジーがなくなった影響なのかもしれません。

左から「PARADYM Ai SMOKEユーティリティ」、「PARADYM Ai SMOKE HLユーティリティ」、 「PARADYM Ai SMOKE MAX FASTユーティリティ」

実際の弾道は、「PARADYM Ai SMOKEユーティリティ」「PARADYM Ai SMOKE MAX FASTユーティリティ」も充分にボールを高く上げてくれるのですが、ハイローンチ(HL)の名前のとおり、「PARADYM Ai SMOKE HLユーティリティ」の球筋は一段高いように思いました。ボールを見送る目線の角度が、少し変わります。ユーティリティでボールが上がらないという人には、うってつけのモデルだと思います。「PARADYM Ai SMOKEユーティリティ」は、スタンダードモデルらしく、さまざまなレベルのプレーヤー向けで、「PARADYM Ai SMOKE MAX FASTユーティリティ」は、持った瞬間に次元の違う軽さを感じるため、もっとスイングスピードを上げたい人にピッタリ、という感じでしょうか。フェアウェイウッドと同じく、棲みわけがはっきりしているように思います。

そして、Aiスマートフェースの威力です。3モデルとも、打ち出す方向が悪いと感じたときも一定の幅に収まっている感じはありますし、オフセンターヒットを補正する能力も、フェアウェイウッドのときと同様、とくに、ややトウ寄りで打ったときと、フェースの下側に当たったときに感じることができました。芯で捉えられていない感覚自体はあるのですが、一方でフェースがボールをしっかりと押し出している手応えも伝わってきますし、実際に飛距離も稼げている印象です。ちょっと不思議な感覚です。

試打クラブは、すでにお店に入荷しているそうですし、練習場で試すことができる試打キャラバンというイベントも、関東地方からスタートしているとのことですから、ぜひ、この「不思議な感覚」をみなさんにも味わっていただければと思います。詳細は、以下のアドレスからチェックしてみてください。また、深堀プロと柏原プロによる、「PARADYM Ai SMOKE シリーズ」のアイアン試打レポートも近く公開予定です。こちらもお楽しみに。

「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」スペシャルサイトはこちら

「PARADYM Ai SMOKE シリーズ」はこちら

<フェアウェイウッド>
● 「PARADYM Ai SMOKE MAXフェアウェイウッド」
● 「PARADYM Ai SMOKE MAX Dフェアウェイウッド」
● 「PARADYM Ai SMOKE MAX FASTフェアウェイウッド」
● 「PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆フェアウェイウッド」

<ユーティリティ>
● 「PARADYM Ai SMOKEユーティリティ」
● 「PARADYM Ai SMOKE HLユーティリティ」
● 「PARADYM Ai SMOKE MAX FASTユーティリティ」