Features &
Benefits
Ai-ONEパターの2-BALL JAILBIRD MINIより大きい
2024年春デビューの「Ai-ONE CRUISERパター」に新たに追加されたのは、「2-BALL JAILBIRDパター」です。見た目としては、Ai-ONEパターで新規に導入された2-BALL JAILBIRD MINIと同様、2-BALL BLADEとJAILBIRDを融合させたスタイルとなっていますが、名前にMINIという言葉がないことからもわかるように、「Ai-ONE CRUISERパター」のほうが大きいサイズとなっています。
38インチのパター長さなどにより、高い安定性を発揮
「Ai-ONE CRUISER 2-BALL JAILBIRDパター」は、最初に「Ai-ONE CRUISERパター」にラインアップされた各モデルと同じく、ヘッド重量は380g、パター長さは38インチ、グリップは17インチとなっています。ここ数年のツアーでは、重めのヘッドに、長めのシャフトとグリップを組み合わせたパターを使用するプレーヤーが増えており、「Ai-ONE CRUISERパター」はその傾向に対応するべく製作されたシリーズです。このスタイルのモデルは、重量やパター全体の高慣性モーメントなどの効果で安定性が高く、オートマチックに一貫性のあるストロークを実現できる利点を持っています。
AI製インサートがボールスピードの低下を抑制
「Ai-ONE CRUISER 2-BALL JAILBIRDパター」にも、もちろんAi-ONE・インサートが装着されています。インパクトする側の樹脂製部分の裏面に、AIが設計した複雑な隆起を持つアルミ製のパーツが重ねられているものです。通常、トウやヒールに打点が1cmずれるとボールスピードが約20%ダウン(10mのパットで2mショート)するといわれるなか、このアルミ部分の隆起の効果により、ボールスピードの減少が約5%(10mのパットで50cmショート)に抑えられます。また、樹脂製のフェース面には溝が刻まれていますが、これはホワイト・ホットインサートの打感、打音に近づけるための処理で、実際のフィーリングもホワイト・ホットインサートと同等のレベルに仕上がっています。
フェースの裏側が見えるウィンドウも設置
Ai-ONEパターなどと同様に、「Ai-ONE CRUISER 2-BALL JAILBIRDパター」でも、これまでのクラブやパターにはなかった、よりテクノロジーの違いを楽しむことのできる処理が導入されています。ソールの前方部分に設置されている透明なポリカーボネート製のウィンドウがそれで、インサート裏側に形成されたAI設計の複雑な隆起を見ることができるようになっています。
STROKE LAB 140シャフトに約83gのグリップを装着
「Ai-ONE CRUISER 2-BALL JAILBIRDパター」のシャフトとグリップは、「Ai-ONE CRUISERパター」の最初のラインアップと同じものとなっています。STROKE LAB 140シャフトは、すべてスチールでつくられており、重さは140g。トルクを抑え、シャフトの無駄な動きを抑制するべく、バット側はやや太めに仕上げられています。先述のように17インチの長さとなっているグリップは、約83gです。ソール前方には、約15gのウェイトがトウとヒールに1つずつ搭載されています。