先にルールを説明しておきますと、今回はパー4、パー3、パー5という3ホールでの特別対決。ペアスクランブルは、4人全員がティーショットを放ち、2打目以降はチームごとにベストボールを選択して、また全員が打っていくというスタイルです。ただし、必ず1回はチームのどちらかのプレーヤーのティーショットを採用しなければいけません。たとえば、3ホールすべてで石川プロのティーショットをチョイスしたりすることが許されないわけです。
石川プロ、西村プロ、河本結プロは、ツアーでの活躍ですでにおなじみですが、ここで河本力プロのご紹介をしておきましょう。昨年12月にプロ転向し、今年1月にチームキャロウェイへ加わったばかりのニューカマーですが、じつはプロの試合でも実績があり、2021年のABEMAツアーではアマチュアながら1勝を挙げています。最大の武器は、300ヤード以上を誇る飛距離。そして、何より書いておかなければいけないのが、名前からもわかるとおり、河本結プロの実弟であるということです。石川プロ、西村プロチームの、合わせてツアー21勝の力が勝つか、それともお互いを知り尽くした姉弟チームの阿吽の呼吸が上回るのか、興味深いところです。
勝負の行方や詳細については触れませんが、このムービーの注目すべきポイントや、思わず笑ってしまう場面などもいくつか挙げておきましょう。
まずはナイスショットから。1番ホールのセカンドショットでは石川プロ、2番ホールのティーショットでは西村プロが、まさにキレキレの1打を披露しています。西村プロはすでに開幕している2022年の女子ツアーで、3位、7位タイ、2位タイという絶好のスタートを切っていますが、それも頷ける鋭いショットでした。石川プロも、もうすぐ始まる男子ツアーでのロケットスタートを予感させます。
また3番ホールでは、河本力プロが自慢のビッグドライブを放っています。514ヤードのパー5でアゲインストの風にもかかわらず、セカンド地点はピンまでなんと約120ヤード! 他の3人のプロも、想像をはるかに超えるボール位置に、「あんなところ?」「え? どこ? すごい!」「あれはやばいですね」など、驚きを隠せない様子でした。
グリーン上のファーストパットでは、河本姉弟が勝負師ならではの強気の姿勢も見せてくれています。ペアスクランブルという形式を生かして、1人は寄せにいくのが定石かもしれませんが、2人は果敢に攻めていくパッティングばかり。「2人で狙いにいくのはまずい」と頭ではわかっていながら、普段、1人で戦っている部分がどうしても出てしまうのかもしれません。なかでも、最終3番ホールでの河本結プロの1打は、勝敗の懸かったなかでのプロらしい見事なパッティングで、必見です。
そのグリーン上でのことのためか、2人が何度も笑いながら言い合いをしているところは、姉弟ならではの微笑ましい場面でもあります。石川プロ、西村プロも、「いいですね、姉弟ゲンカが聞けるのも」と、ニヤニヤが止まりません。また2番ホールで、ティーショットを打ったあとに、河本結プロがなぜか自分のクラブを河本力プロに渡してしまうところも見逃せない一コマです。河本力プロが姉に対して放った絶妙なツッコミは、このムービーでいちばんのおもしろシーンでしょう。ぜひ、実際に見てチェックしてみてください。
3ホールを終えて、「すごく楽しかったです」と振り返った4人ですが、なかでも河本結プロは、「こうやってチームを組んでやるゴルフというのも、すごく楽しくて魅力的」と、ペアでのプレーのおもしろさに気づいた様子で、石川プロも、「ペアスクランブルは、いいスコアが望めるルールでもありますし、ゴルフを楽しむ一つの方法として考えてみてもらったらいいかなと思います」と絶賛です。普段のラウンドで試しにやってみるのも良いでしょうし、キャロウェイでは、「キャロウェイゴルフ スクランブルゴルフ大会」というイベントを行っているので、それに参加してみるのも良いのではないでしょうか。2022年大会もまだまだエントリーが可能です。ぜひみなさんも、いつものゴルフとは少し違う楽しさに触れてみてください。
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