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オデッセイのパターフィッティング「パットラボ」に行ってみた! | キャロウェイゴルフ公式サイト

オデッセイのパターフィッティング「パットラボ」に行ってみた!

2023.02.22 招待する
みなさん、オデッセイのパターフィッティング、「パットラボ」を受けたことはありますか。このキャロウェイ・ニュースにおいても2018年に体験レポをお届けしていますが、そのときとは場所が変更になっているということで、あらためて現在の新しい施設とともに「パットラボ」のプロセスをご紹介します。所在地は、東京・渋谷区神宮前のキャロウェイ/トラヴィスマシュー青山店です。

このお店は、東京メトロの外苑前駅からも歩いてすぐの、とてもアクセスの良い立地です。なかに入ると、キャロウェイアパレルとトラヴィスマシューの製品がズラリと並んでいて、ウェアだけを扱っている店舗のようにも見えますが、そうではありません! 1階にはキャロウェイのフィッティング施設もあり、さらに階段で地下に降りると、そこにはキャロウェイのクラブやオデッセイのパターなどが、たくさん揃えられています。このお店に来れば、ギアからウェア、アクセサリーまで、すべてを購入することができるんです。

地下の奥に設置されているのが、ビリヤードの台を大きくしたようなパッティング用グリーンで、サイドにはオデッセイのパターがビッシリ! 現行モデルを存分に試すことができ、このグリーンにおいて「パットラボ」も受けることができるようになっています。

「パットラボ」は、事前にオデッセイのWEBサイト内において予約が必要です。予約が完了すると、その案内メールが届き、一緒にアンケートも送られてきます。いわば病院の問診票のようなもので、現在の使用パター、ボールや、パッティングで抱えている悩みなどを書き込むようになっています。これをプリントアウトして、「パットラボ」利用時に持参するというスタイルです。

このアンケート用紙を見ながらフィッターとコミュニケーションを取りつつ、パッティングの現状を共有したら、さっそくパットラボのメインの作業の1つであるデータ測定に入ります。パットラボに行くときには、普段どおりのパッティングを検証するためにも、必ずご自分のパターをお持ちになってください。測定ではSAM(Science & Motion)という計測器を使用します。センサーをシャフトに装着し、3m先のカップに向かって打つと、Yのような形をした機器がパターの動きを検知。7球打つと、そのデータがモニターに表示されるようになっています。

データは、大きく分けて以下の7つとなります。
●アドレス時のフェースの向き
●インパクト時の、フェースの向きとヘッド軌道の向き
●上から見たときのヘッドの軌道
●フェース上のインパクト位置
●真横から見たときのヘッドの軌道とインパクト時のフェースアングル(上下方向)、ボールの打ち出し角(下画像)
●ストローク中のフェースローテーションの角度
●ストロークのリズムとインパクトのタイミング

このデータと、フィッターさんの目によって、自分のパッティングの傾向や長所、短所などが露わになります。今回、筆者もあらためて測定してもらいましたが、ストロークは概ね安定しているものの、アドレス時にフェースが左に向いてしまう傾向が若干あるとのこと。

「現在使用されているパターの2-BALLアライメントも良いのですが、よりはっきりと方向をイメージできるアライメントにしてみるのも良いかもしれません。よりカップインの確率が高まるのではないでしょうか」(今回測定を行ってくれた本杉フィッター)ということで、候補のパターの1つとしてWHITE HOT VERSA TWELVEパターをまずは薦められました。ホワイトカラーの太く真っすぐなアライメントが入っているモデルです。試しにカップに向けてアドレスし、レーザーでチェックしてみると、フェース向きは見事、ほぼカップのセンターを指すようになりました。3mの距離でフェースの向きが1度ずれると、カップの縁を向いていることになるそうですから、この改善はとても大きいものです。

このようにデータや傾向などを参考にしつつ、フィッターさんからは、より良いと思われるパターが提案されます。ただ、その際の要素としては、データがすべてというわけではないそうです。本杉フィッターによれば、「やはり、ヘッド形状やネック、色などの好みも重視します」ということで、まったく好みから外れたパターにならないのは、安心できるポイントかもしれません。

「データも大切ですが、誰だって、嫌いなタイプのパターは使いたくないじゃないですか。ですから、好みとデータの両面からすり合わせていって、より良いパターをご提案するという感じになります。おかげさまでオデッセイには、形やネックなどいろいろなタイプが揃っているので、細かく対応していくことができます」(本杉フィッター)

また、「パットラボ」の醍醐味は、最適なモデルを見つけられることもそうですが、それだけには限らないようにも思いました。自分のパッティングをより理解でき、そのうえでフィッターさんからパッティングに関するヒントをもらえる点も、とても有意義です。取材の際には筆者も、インパクトがややアッパーになりすぎていることがわかり、ボールをセットする位置やパターを構える際の注意点など、思わずあれこれと尋ねてしまいましたが、快く回答していただきました。今後のラウンドに生かせそうで、どんな結果につながるか、とても楽しみです。ちなみに本杉フィッターは長年、国内ツアーでプロのパターを扱っていた経験をお持ちということで、言葉には納得感があり、とても的確でわかりやすいものでした。

以上のプロセスを約1時間かけて行い、パターが決まれば、すぐに購入することもできます。「パットラボ」は4950円(税込)と有料ですが、フィッティング後、パターを購入いただいた方は、「パットラボ」の代金が無料となり、グリーンの隣にある工房にて無料でライ角調整もしてくれます。グリップ調整にはグリップ代金+工賃がかかります。フィッティングを受けてみたいという方は、ぜひ、オデッセイのWEBサイトで「パットラボ」の詳細をチェックしてみてください。

パターフィッティング「パットラボ」の詳細はこちら