「X HOTパッケージセット」は、ドライバーからパターまでの11本のクラブを、ゴルフバッグと組み合わせた製品です。ウッド系には、パッケージセット用に設計がリニューアルされた、ロフト10.5度のドライバー、フェアウェイウッドのW#5、ユーティリティの5Hを採用。ドライバーには、現行型のアジャスタブルホーゼル(2013年のドライバーは、旧タイプのアジャスタブルホーゼル)も搭載されています。
前述のように、ヘッドデザインは2013年のものとほとんど同じになっており、カラーリングにはUS仕様を採用しています。基調カラーのマットグレーやブラックに、レッド、ホワイトの差し色が映え、スタイリッシュでありながら、大きく飛ばしてくれそうな力強さも感じさせるデザインです。
I#6~9、PW、AW、SWの7本には、ラージヘッドでキャビティバックのX HOTアイアンをセットしています。こちらも、設計はパッケージセット用にリニューアルされていますが、キャビティ内のデザインは2013年と同様です。ワイドソールで適度なオフセットもあるため、ボールのつかまりの良さや上がりやすさ、ダフリなどのミスへの強さは抜群です。
10本のクラブに組み合わされるパターは、2020年にオデッセイからリリースされたEYE TRAXパターの#7。ストロークの安定感に定評がある、人気の高いツノ型形状のヘッドで、フェースには、打感がとてもソフトなWHITE HOT RXインサートを搭載しています。ブラックを基調カラーとしたヘッドの上面には、EYE TRAXパター独自の太くて白い2本のアライメントラインと3つの赤いドットを採用。これらの色のコントラストなどにより、ターゲットに対してスクエアに構えることができ、一貫性のあるストロークも実現しやすくなっています。ブラック、ホワイト、レッドのカラーリングも、「X HOTパッケージセット」にピッタリです。
以上がセットされているクラブの概要ですが、加えて触れておくべきなのが、従来のパッケージセットとの違いです。例として2019年発売のWARBIRDパッケージセット(10本セット)と比較すると、WARBIRDパッケージセットに入っているI#5の代わりとして、「X HOTパッケージセット」では5Hが入れられており、WARBIRDパッケージセットにはないAWも、「X HOTパッケージセット」に加えられています。やさしさを重視しつつ、グリーン周りでのクラブ選択にも幅を与えてくれており、よりコース攻略のしやすいラインアップにグレードアップしていると言えます。
グレードの高さという点では、組み合わされたゴルフバッグの完成度も見逃せません。PU素材がふんだんに使用されており、本体生地に入れられたシボ加工の模様とも相まって、高級感あふれる仕上がり。また、基調カラーのブラックに赤と白のコンビネーションがとても精悍で、コースでは、パッケージセットのものとは思えないほどの存在感を放ちます。同じく精悍な印象のヘッドカバー(ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ)は、2013年当時のものとは違い、今回の「X HOTパッケージセット」のために新たにデザインされたものです。
セットされたクラブの面でも、見た目の面でも、「X HOTパッケージセット」は幅広いゴルファーの方に対応する製品と言えます。これからゴルフを始めようとする人はもちろん、現在、買い替えを検討中のゴルフ経験者も、要注目です。
ウッド系にカーボンシャフト(フレックス:S)、アイアンにオリジナルスチールシャフト(フレックス:S)を採用したSセットと、ドライバーからSWまでの10本すべてにカーボンシャフト(フレックス:R)を採用しているRセットを用意して、9月17日発売予定です。
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