2026.03.06

これまでボールのアライメントは、線の本数や太さなどには違いがありましたが、1つの方向だけに入れられているものが一般的でした。しかし、キャロウェイの新製品、「E・R・C CROSS TRACKボール」は異なります。名前のCROSSが示しているように、2つのラインが交差している、特徴的なアライメントが搭載されています。性能テストの結果とともに、その効果をご紹介していきましょう。
従来の一方向のアライメントでは、アライメントをターゲットラインに合わせるか、アライメントをフェース面に対して平行に合わせるか、どちらかを選ばなければいけませんでした。これにより、前者の場合、インパクト時のフェース面の向きについては感覚に頼ることになり、後者の場合は打ち出し方向がイメージしづらいということになっていました。

一方、「E・R・C CROSS TRACKボール」は、先にも書いたように、クロスしているアライメントとなっています。より詳しく説明すれば、色のついた太いラインに、横断歩道のような細めのストライプが直角に交わっているというスタイルです。このクロスしたアライメントのおかげで、セットアップ時には、ターゲットラインとフェース面の両方を同時にアライメントのラインと合わせることができます 。

アライメントのない通常の白いボールと比較するテストも実施しています。ブレードタイプとJAILBIRDタイプのパターを用意し、テスターに以下の6パターンを打ってもらいました。
①白いボールをブレードタイプで打つ。
②白いボールをJAILBIRDタイプで打つ。

③「E・R・C CROSS TRACKボール」の太いラインを打ち出し方向に合わせて、ブレードタイプで打つ。
④「E・R・C CROSS TRACKボール」の太いラインを打ち出し方向に合わせて、JAILBIRDタイプで打つ。

⑤「E・R・C CROSS TRACKボール」の太いラインをフェース面に対して平行に合わせて、ブレードタイプで打つ。
⑥「E・R・C CROSS TRACKボール」の太いラインをフェース面に対して平行に合わせて、JAILBIRDタイプで打つ。

データ計測には、オデッセイのパターフィッティングでも使用されているSAM PuttLABを使用し、カップインの回数やアドレス時のフェースアングルの再現性、インパクト時のフェースアングルの再現性が測定されました。
結果としては、上記の3つの項目において、「E・R・C CROSS TRACKボール」を打った③~⑥のパターンが、白いボールの①と②の数値を上回りました。具体的なデータで言えば、③~⑥のパターンのカップインの回数は、①と②よりも平均で5球中0.45球向上し、アドレス時とインパクト時の両方のフェースアングルの再現性も、平均16.2%改善されました。また、JAILBIRDタイプを打ったときに、アドレス時のフェースアングルの再現性が、なんと70%も改善したというテスターもいたとのことです。「E・R・C CROSS TRACKボール」が、セットアップの正確性とストロークの正確性の両方を、きっちりサポートするということがよくわかる結果です。

テスターの主な声もお聞きください。
●太いラインをターゲット方向に合わせた場合のコメント
「打ち出し方向ももちろんだが、フェース面に平行にした、さりげない細めのアライメントがかなり打ちやすさに貢献している」
●太いラインをフェース面に対して並行に合わせた場合のコメント
「普段からこの置き方だが、打ち出し方向にも細めのアライメントが入って、セットしやすくなった」
「フェースと平行にアライメントを合わせるという考え方が、そもそもなかった。非常に画期的」
ぜひ、みなさんも一度、「E・R・C CROSS TRACKボール」を、アライメントのないボールや、一方向のアライメントが入っているボールなどと併用し、比較してみてはいかがでしょうか。グリーン上のパフォーマンスに、大きな変化が起こるかもしれません。

「E・R・C CROSS TRACKボール」は2ピース構造で、カラーはホワイト、イエローマット、レッドマットの3種類が用意されています。ホワイトは、黄色い太いラインを白いボールに入れたもの、イエローマットはグレーの太いラインを艶消しの黄色いボールに入れたもの、レッドマットはグレーの太いラインを艶消しの赤いボールに入れたものです。いずれも、色のついた太いラインにより、ボールの転がりの視認性も非常に高くなっています。発売は2026年4月17日予定 です。