2026.08.04

今回登場するパターフィッティングキットの特徴は、
●ロフト角とライ角を変えられるアジャスタブルホーゼル
●長さの調整が可能な連結パーツ
●異なるグリップを試すことのできる、簡単に装着できるグリップ
の3点となります。
まず、最初の「アジャスタブルホーゼル」付きのヘッドは3種類あり、フェースローテーションの度合い別に、#7 S2Sのトウアップタイプ、JAILBIRD DBのフェースバランスタイプ、#1 CHのトウハングタイプ(下画像)というラインアップとなっています。アジャスタブルホーゼルは、フェアウェイウッドやユーティリティで使用されている最新のオプティフィット4と呼ばれるタイプと同じもので、ライ角は±2度、ロフト角は±1度まで変更できます。
フィッティングの際には、これにアジャスタブルホーゼル対応のスリーブが先端につけられた、グリップ下部近くまでの長さがあるシャフトと、「簡単に装着できるグリップ」を装着することになります。このシャフトのグリップ側にはスクリュー式の連結用パーツも組み込まれており、この部分で「簡単に装着できるグリップ」と繋ぐことができます。また、この連結用パーツは、いわゆる突っ張り棒を伸縮させるときのように移動させることもでき、32インチから36インチの範囲でパター長さの調整にも使用されます。フェース面に搭載されているのはAi-DUAL・インサートで、もちろん実際に打つことも可能です。

フィッティングの際には、これにアジャスタブルホーゼル対応のスリーブが先端につけられた、グリップ下部近くまでの長さがあるシャフトと、「簡単に装着できるグリップ」を装着することになります。このシャフトのグリップ側にはスクリュー式の連結用パーツも組み込まれており、この部分で「簡単に装着できるグリップ」と繋ぐことができます。また、この連結用パーツは、いわゆる突っ張り棒を伸縮させるときのように移動させることもでき、32インチから36インチの範囲でパター長さの調整にも使用されます。フェース面に搭載されているのはAi-DUAL・インサートで、もちろん実際に打つことも可能です。
また、オプティフィット4が搭載されていないヘッドもラインアップされています。こちらはロフト角やライ角の変更は必要がなく、さまざまなヘッドやグリップ、パター長さを試したいというときに有効と言えます。
なお、「簡単に装着できるグリップ」は計12種類で、細めや太め、またゼロトルクモデルで使用される逆テーパーのものまで、こちらも多様なラインアップです。こちらにはグリップから数cm出る長さで、ネジ山が切られたシャフトがついており、先述のように、「アジャスタブルホーゼル」付きのヘッドとオプティフィット4が搭載されていないヘッドのどちらにも、連結用パーツを介して装着できます。
このツールが導入されることで、プレーヤーはさまざまなヘッド形状、ロフト角、ライ角、パター長さ、グリップの組み合わせを、簡単に試していくことができます。フィッティングの現場で、より細部まで理想に近いスペックのパターを、すぐに、構えてみたり、ストロークしたりすることができるようになったわけです。

このツールが導入されることで、プレーヤーはさまざまなヘッド形状、ロフト角、ライ角、パター長さ、グリップの組み合わせを、簡単に試していくことができます。フィッティングの現場で、より細部まで理想に近いスペックのパターを、すぐに、構えてみたり、ストロークしたりすることができるようになったわけです。
今回、筆者もこのツールを使ってオデッセイのパットラボのプロセスをあらためて体験してみましたが、SAM(Science & Motion)という計測器によってあぶり出された、現在使用中のパター(34インチのDAMASCUS MILLED JAILBIRD MINI DB)における問題点に対して、いろいろな解決策を時間をあまりかけずにテストすることができました。

具体的に筆者が指摘された部分を書くと、
●ターゲットに対してヘッドを左に向けてセットし、逆にインパクトではヘッドを開いてフェース向きを調整している
●ヘッドをセットしたとき、ヒールが上がって4.9度のトウダウンとなっている
●ヘッドが身体に近すぎて、目のラインからボールを落とすと、実際に打つボールよりもかなり前に落ちる状態になっている
●ストロークを横から見ると、ボールのローンチアングルは2.9度と、理想の約3度に近い。ただし、インパクトロフトは3.3度で、ストロークのアッパーの度合いは緩やか(1.0度)。水平に近い軌道でヘッドを動かし、インパクトの際にロフトがわずかに増加(プラス0.2度)している
という4つになります。
最初に書いておくと、プレーヤーのストロークの動き自体は、なかなか変わることはなく、またパットラボにおいても、動きを変えさせようとすることは基本的にしないそうです。そのうえで、まず1つ目については、DAMASCUS MILLED JAILBIRD MINI DBパターというフェースバランスのタイプは合わないので、もっと動かしやすいブレードタイプが推奨され、グリップも操作性の高い細めのものが良いという診断となりました。
2つ目と3つ目については、まず今回のツールを使ってライ角を2度、アップライト方向に調整。しかし、これではまだ4.9度のトウダウンに対応できないので、差を埋めるべく、パター長さも34インチから35.5インチに変更してもらいました。これであらためて、目のラインからボールを落とすと、実際に打つボールの位置にかなり近づきましたし、後方に置いた鏡を見ても、ソールがピタッと地面に置けていることがわかりました。

なお、このトウダウンの解消については、ライ角を変えずにパター長さをもう少し伸ばすことでも対応可能とのことでしたが、それだと逆に、実際に打つボールの位置が前に出過ぎて弊害が出てくるため、今回はライ角の調整と組み合わせる方法が選択されました。
4つ目については、アッパーの角度が少ない人、水平気味にヘッドを動かすタイプのゴルファーは、理想のローンチアングルの3度より打ち出し角が低くなったとしても、パターのロフト角を減らして、しっかりとした打ち出しを得たほうが良いとのこと。この見解から、アジャスタブルホーゼルを調整し、ロフト角を1度立ててもらいました。

ちなみに、パッティング時のボールには順回転がかかったほうが理想的といわれますが、順回転にはインパクトロフトよりもヘッドのアッパー軌道の角度が大きくなることが必要なのだそうです。筆者の場合、ローンチアングル2.9度に対し、アッパーの角度は1.0度。理想とは逆で、順回転にするには、よりアッパー軌道を強め、ロフトも立て気味にして打つことが求められますが、先述のように動きを変えることはなかなか難しいということで、そこを意識するのではなく、前述のロフトを立てる調整で、より打ち出しをしっかりさせる方法を提案されました。

ツールを使って以上の調整を行ったパターを実際に打ってみましたが、構えやすさも打ちやすさも格段に向上したように感じられました。しかも、それを体験できるまでの時間が、非常に短いです。このように、より良い組み合わせを求めて、すぐにいろいろと試すことができれば、最終的なフィッティングの結果に対する納得感が、いままで以上に増すようにも感じました。

筆者用として今回推奨されたパターは、DAMASCUS MILLED TWO CHパターでグリップはデフォルトのDAMASCUS MILLED Pistolグリップ、もしくはOdyssey TOUR Blackといった細めのタイプ、パター長さを35.5インチにし、ライ角を2度アップライト、ロフト角を1度立てるというスペックとなりました。なお、オデッセイのカスタムでは、従来、ロフト角の調整はできませんでしたが、今後は可能になるのだそうです※。

これらの新しいツールは、ひとまずオデッセイのパットラボ(東京・渋谷のキャロウェイ パフォーマンスセンター、東京・青山のキャロウェイ/トラヴィスマシュー 青山店、大阪・心斎橋のキャロウェイ/トラヴィスマシュー 心斎橋店、ヴィクトリアゴルフ新宿店9Fフィッティングスタジオ)と、8月7日にグランドオープンとなるAlpen OSAKA(大阪・大阪市北区)の5カ所に導入されるとのこと。ぜひ、みなさんもご体験になってみてください。
※ODYSSEYパター:対応可能なカスタムオーダーサービスについて
2026年8月7日(金)より、順次対象アイテムを拡大し、下のカスタムオーダーを開始します。
1.ライ角調整:±3.0°
2.ロフト角調整:±1.0°
3.クラブ長:32インチ~36インチ
4.シャフトおよびグリップ