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噂の“生溝ウェッジ”本当にすごいの?<br>「JAWS RAWウェッジ」を打ってみた! | キャロウェイゴルフ公式サイト

噂の“生溝ウェッジ”本当にすごいの?「JAWS RAWウェッジ」を打ってみた!

2022.07.20 招待する

一言で表すならば、まさに、「いままでにない体験」でした!「JAWS RAWウェッジ」の大きな特徴は、エッジの鋭い37Vグルーブ(ロフト54~60度)と、凸状のマイクロフィーチャー(ロフト54~60度)を搭載したフェースが、ノーメッキとされていること。同じ組み合わせは、昨年キャロウェイニュースでもお伝えしたように、JAWS FULL TOEウェッジで経験済みでしたが、そのときは練習場の人工芝にレンジボール。こんなにもスピン性能がすごいとは、ほとんど気づいていませんでした。いや、JAWS FULL TOEウェッジでは、「JAWS RAWウェッジ」のように重心位置を最適化するタングステンは装着されていませんから、この2つの間にも実際にはスピンの差があるのかもしれません。

何より驚いたのは、グリーン面に1バウンドしたあとのボールの動きです。跳ね上がる高さが、見慣れたものとはまったく違いました。いつもより、かなり低く収まります。また、その後のバウンドの回数も、ボールが止まるまでの距離も少ないように感じました。強烈なスピンが、ボールの進もうとする力を激しく削いでいることが如実に伝わってくる現象でした。しかもこれは、ヘッドスピードが速くなるフルショットなどではなく、フェアウェイから15~20ヤードほどの普通のピッチエンドラン(ロフト58度、Zグラインドを使用)でのことです。本当にビックリです。逆に、距離感がおかしくなってしまうのではないか、とさえ思いました。





当然ながら、ちゃんとヒットさせられなかった場合は、この限りではありません。しかし、ここでも「JAWS RAWウェッジ」はうまくできています。新たに導入された、ソールのリーディングエッジ側の面取りが効果を発揮します。ヘッドがボールの少し手前に入ったときでも、芝に大きく突き刺さることを防いでくれるため、抜けが良く、ヘッドの推進力があまり落ちません。結果、スピンこそ減るものの、その分転がってくれて、大きくショートするといったことにはならないのです。かなりの急角度でリーディングエッジが降りてきたときなどは、さすがにダフリのミスになりますが、少し芝を噛んだ程度であれば、充分に許容してくれます。これなら、アプローチに苦手意識がある人も、「JAWS RAWウェッジ」を使っていくうちに少しずつ自信がついていくかもしれません。

構えたときは、やはりストレートなリーディングエッジが目を引きます。オフセットもほとんどなく、ターゲットに対してとても構えやすいです。上級者の方には、リーディングエッジがストレートだと、フェースを開いたときに気になり、丸みがあるほうが良いという意見も一部あるかもしれませんが、筆者レベルでは、バンカーを除いてそれほど大きく開くことはあまりありませんので、ストレートなほうが実用的に感じられます。

先述のように、今回主に打ったのは新たに導入されたZグラインド(ロフト58度)でしたが、JAWS RAWウェッジでは、ロフト48度にSグラインド、50~56度にSグラインドとWグラインド、58、60度にSグラインド、Wグラインド、Xグラインド、Zグラインドが用意されています。58度のほかのグラインドの試打クラブがなかったため、残念ながら比較はできませんでしたが、Zグラインド自体、とても好感触でした。

Zグラインド(ロフト58度)
左から/S GRIND、X GRIND、 W GRIND


以前存在したCグラインドをWグラインドに組み合わせたような形状ということで、ややソール幅が広く、やさしさを感じました。先ほど、リーディングエッジ側の面取りのことに触れましたが、ミスへの許容度の高さを感じたのは、Zグラインドのおかげもあるのでしょう。バンカーからも数球打ちましたが、すべてミスなく簡単に脱出でき、ラフでもなんの問題もありませんでした。機会があれば、ぜひグラインドによる感触の違いもテストしてみたいところです。



さらに、「JAWS RAWウェッジ」には、クロムとブラックという2種類の仕上げも存在していますから、ロフト、グラインドと組み合わせると、とても幅広いゴルファーに対応していると言えます。

左/クロム 右/ブラック


しかし、これは逆にいえば、最適なセッティングを選び出すことが難しくなる、悩んでしまうということでもあります。そんな事態にならないよう、近く、キャロウェイのプロダクト担当が薦める、「JAWS RAWウェッジの選び方」をお届けする予定です。ぜひ、こちらもお楽しみに!

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