入る方向に、勝手に転がる!
オデッセイ“Ai-DUALインサート”は何が違う?

2026.01.20

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2026年に入り、オデッセイから数多くのニューモデルが発表になりましたが、これらには1つの共通点があります。それは、昨年のSquare 2 Square TRI-HOTパターで初登場となったAi-DUALインサートが、すべてのヘッドに揃って搭載されているということです。また、今回の新製品では、新しい半円状のアライメントもデビューしました。今回は、主にこの2つのテクノロジーについてチェックしていきましょう。


まずはAi-DUALインサートですが、開発においては、じつに約1万5000回のシミュレーションと72種類のプロトタイプ製作が行われました。もちろんAIが設計を行っており、ボールを打つ側に柔らかい樹脂、内側に硬い樹脂を配置した2層構造が採用されています。

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ポイントとなるのは、この2つの樹脂を貼り合わせている部分で、Ai-ONE・インサートの裏面などでも見られたような、複雑に曲がりくねった形状をしています。ただし、Ai-ONE・インサートとAi-DUALインサートでは、この形状の目指したところが少し異っています。Ai-ONE・インサートは、フェース面のどこで打ってもボールスピードが大きく変わらないようにすることを目的としていましたが、Ai-DUALインサートは、それに加えてボールの回転のばらつきを抑えることにも着目したものとなっています。

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一般的に、フェースの上側でボールを捉えたときはフォワードスピン(順回転)、下側に当たるとバックスピンがかかります。ギア効果によるものです。しかし、Ai-DUAL・インサートは独自のAI設計により、打点位置がどこであっても、傾斜や芝目の影響を受けにくいフォワードスピンがかかるようになっています。ミスヒットしても落ちにくいボールスピードに加え、良質なボールの転がりも安定してもたらされることにより、カップインや3パットにならない確率が、大きく高まることになります。

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また、フォワードスピンには、ボールを打つ面に採用された溝、F.R.D(Forward Roll Design)グルーブも関係しています。Ai-ONE・インサートで採用されていた、曲線が続く波のような形ではなく、直角三角形の窪みが連なっているようなデザインとなっているもので、ボールが当たる部分は、垂直に対して19度の角度をつけた、斜め上を向いている面となっています。

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Ai-DUAL・インサートでは、打感にも要注目です。Ai-ONE・インサートでは、オデッセイの代表的な存在であるホワイト・ホットインサートのフィーリングがターゲットとなっていましたが、樹脂にアルミニウムを組み合わせた構造だったため、硬さを感じたり、音の高さを気にしたりするプレーヤーがいたことも事実でした。しかし、Ai-DUAL・インサートは前述のように樹脂だけで製作されているため、打感は非常にソフトで、打音もホワイト・ホットインサートに、より近いものとなっています。加えて、F.R.Dグルーブの採用も、柔らかい打感を実現できた要因の1つです。

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次に、新しいハーフボール(半円)のアライメントについて見ていきましょう。オデッセイはこれまで、センセーショナルを巻き起こした画期的な2-BALLや、3つの円をヘッド上面に並べたアライメントを登場させてきましたが、今回のものは文字どおりの半分の円で、直線部分をフェース面のラインに合わせた形で搭載したものとなっています。また、半円内には飛球線方向に黒いラインも入れられています。

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半円の利点は、完全な円とは異なり、直線と曲線で構成されている点にあると言えるでしょう。これにより、ボールに対してセットしたときのフェース向きのずれが、完全な円以上に感じやすくなります。セットの際、内側に描かれた黒いラインをボールのアライメントラインに合わせることも行えば、さらに正確にフェースをターゲットへと向けることができます。

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実際、この新しいアライメントの有効性が表れたデータもあります。アメリカの2つの大学のゴルフ部において、合計52名が計1060回のパットを行ったのですが、アドレス時のフェース向きが改善し、転がったボールの方向性も安定。約2mのパットが10回中1.13回以上、従来のパターより成功したという結果も得られたのだそうです。

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新たに登場したモデルのラインアップもチェックしておきましょう。Ai-DUAL・インサートとハーフボールのアライメントを同時に搭載しているのが、Ai-DUAL 1/2-BALLパターとAi-DUAL Square 2 Square 1/2-BALLパターです。Ai-DUAL 1/2-BALLパターは、通常のパター長さとなっている#7 S、DW、JAILBIRD MINI DBの3種類に、38インチのCRUISERタイプである#7 DB、JAILBIRD DBの2種類を加えた計5つのラインアップ。

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Ai-DUAL Square 2 Square 1/2-BALLパターは、名前からわかるとおり、ゼロトルク化したシリーズで、通常のパター長さのMAXを1種類と、38インチのCRUISER MAX、45インチのBROOMSTICK MAXという3種類が用意されています。

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Ai-DUALパターとAi-DUAL Square 2 Squareパターは、従来のアライメントのヘッドにAi-DUALインサートを搭載したモデルです。Ai-DUALパターのラインアップは、#1、#7 DB、#7 S、DW、JAILBIRD MINI DB、2-BALLの6種類で、パター長さは33、34インチ。

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Ai-DUAL Square 2 Squareパターはゼロトルクタイプで、ヘッドは#7、JAILBIRDの2種類、パター長さは33、34インチとなっています。

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発売は1月23日からとなっています。近々、販売店に試打用モデルも入荷しますので、ぜひ、いろいろとお試しになり、Ai-DUALインサートと新しい半円のアライメントの効果を体感してみてください。


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