アプローチの神・伊澤秀憲が徹底試打
石川遼が「X FORGEDウェッジ」を使いはじめた理由を解き明かす

2026.03.25

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「アプローチの神」という異名を持つ伊澤秀憲は、神がかり的なアプローチテクニックを持っているだけではなく、ウェッジへのこだわりも超一流。今回はそんな伊澤に『X FORGED』ウェッジを打ってもらった。


ゴルフサプリ編集部


「フェースを開かなくても乗り感がある」

トッププロからもアプローチの神と称される伊澤は、ウェッジの試打でも一切の忖度がない。過去にはキャロウェイの初代「OPUSウェッジ」に対して厳しい評価をしたこともあった。しかし、「X FORGEDウェッジ」は最初の数球を打った時点で打感を絶賛した。


「フェースに乗る感じがすごくいい。昨年の『OPUS SPウェッジ』も決して悪い打感ではありませんが、『X FORGEDウェッジ』は今までのキャロウェイのウェッジで感じたことのない新しい柔らかさがありました。フェースに乗るというレベルを超えて、吸いつくような感覚です

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「フェースに乗ってくれるので、短い距離でもスピンが入る」(伊澤)


今回の「X FORGEDウェッジ」は特別な軟鉄鍛造素材を使っている。歴代のキャロウェイの鍛造ウェッジは「S20C」を使っていたが、「X FORGED」ではキャロウェイではじめて「S15C」を使用。純度の高い軟鉄素材を使用することで柔らかい打感を実現していた。

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石川遼は打感、形状、抜けの良さで即投入!

伊澤は試打の方法にもこだわりがある。最初は15ヤードくらいの距離から様々な打ち方で球筋や高さをチェックしていた。


「これは女子プロがすごく好きなウェッジだと思います。フェースをほとんど開かず、オートマチックに打ってもフェースにボールが乗るし、スピンが効く。難しいことをしなくていい。タテ距離と高さが安定していて、打点が少しズレてもキャリーの距離が変わらない。プロにとっては安心感があると思います」


今季の女子ツアーでは政田夢乃、吉田鈴、青木香奈子がすでに「X FORGEDウェッジ」を投入。さらに米国下部ツアーに挑戦している石川遼も「X FORGEDウェッジ(60°)」を使っている。石川遼は昨年の年末にはじめて打った日に「これ持って帰っていいですか?」というほど気に入って、今年の初戦から使っている。石川遼と親交が深い伊澤は、


「石川選手とは渡米する前に一緒にラウンドしたのですが、『X FORGEDウェッジ』にしてからアプローチがすごく安定していました。彼は少し大きめの顔が好きなのと打ち方の相性が良かったと思います。ややハンドダウンに打つタイプなのですが、『X FORGEDウェッジ』はハンドダウンになってもヒール側が落ちているので抜けがいい。それと、やっぱり打感。この柔らかい乗り感を嫌いなプロはいないと思います」

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石川遼は60度の「X FORGEDウェジ」を試合で使用。


伊澤は様々な状況で試打を続けていく。ベアグラウンドに近いライ、傾斜地、濡れたライ、深いラフなど。状況別の試打をしながら伊澤が感じたのはバンスの万能性だった。

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試打をしたのは湘南銀河大橋ゴルフ場にある伊澤が設計した専用ホール。
80ヤードの中に、深いラフ、ベアグラウンド、ポットバンカーなど様々なエリアがある。


「正直に言うと、こういうタイプのウェッジはラフから厳しいのかなと思ったのですが、全く問題なかった。その理由はバンスの効き方と形状にある。Cグラインド(三日月型)でバンス10度という絶妙の組み合わせによって、鋭角に入れたときにはバンスが効いて、鈍角に入れたときバンスが邪魔にならない。だからラフからもベアグラウンドからも打てる。これは、物凄いことです」


最後は50ヤード、80ヤードとやや長い距離をテストしていた。


「30ヤードくらいの距離を打っているときから感じていたのですが、クラブの挙動が安定しています。ヘッドの重心ポジションが理想的なところにあるので、シャフトが垂れたり、ヘッドが落ちたりしない。その振りやすさも乗り感につながっていると思います」


1モデルのウェッジを約1時間以上かけて試打をした伊澤。最後も忖度しない本音を語ってくれた。


「個人的には『OPUS SPウェッジ』の方がシャープな形状で操作性が良かった。でも、ほとんどのアマチュアやプロゴルファーは『X FORGEDウェッジ』の方が打ちやすいし、スコアアップにつながると思います」

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