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    2026.01.28

    1.png


    前回ご紹介したQUANTUMのドライバーインプレッションに続き、今回はQUANTUMのフェアウェイウッド&ユーティリティをキャロウェイ・スタッフプレーヤーの深堀圭一郎プロ、六車日那乃プロに打ってもらいました。いずれも、いちばんの注目点と言えるのが、フェースの下側でヒットしても、しっかりとボールが上がり、飛んでくれるところ。両プロは、どのような印象を持ったのでしょうか。


    まずはフェアウェイウッドからですが、QUANTUM MAXフェアウェイウッド、QUANTUM MAX Dフェアウェイウッド、QUANTUM MAX FASTフェアウェイウッド、QUANTUM ♦♦♦フェアウェイウッドという4機種のラインアップのなかで、深堀プロにはQUANTUM ♦♦♦フェアウェイウッドのW#3、六車プロにはQUANTUM MAXフェアウェイウッドのW#5を試していただきました。

    2_RMK_5123-Edit.jpg


    先に六車プロがスイングすると、後ろで見ていた深堀プロから、「いやー、見事なハイボール」という声が上がりました。六車プロ自身は弾道が高すぎて見えておらず、2球目を打って、ようやく球筋をチェックできたようです。


    「思ったよりボールが上がっています。本当に上げようとしなくても自然と上がってくれるので、打ちやすいですね」(六車プロ)


    3球目を打っても、同様に高さのあるビッグボールです。


    「これまでよりも簡単です。いつものスイングをして、これだけ安定した高さが出てくれれば、すごく使いやすいですね。通常、平らなライは普通に打てても、つま先下がりや左足下がりとかになると、どうしても低く出ちゃったり、キャリーが極端に落ちたりすることがあるのですが、その点、このクラブなら、しっかりと上がってくれそうな気がします。スピンが少なすぎて止まらないというイメージもないです」(六車プロ)

    3_RMK_5128-Edit.jpg


    深堀プロも、六車プロの弾道とスイングを、感心した様子で解説してくれました。


    「打ち出しが良いですね。吹けて上がるんじゃなくて、いきなりポーンと上がって、しっかり強くも出ている。あれなら、球の高さでグリーンにも止められると思います。グリーンのタテの距離が少なくてピンが奥のときでも、『あのキャリーが出ればここで止まるな』というように、試合のなかでの攻められる幅がちょっと広がる可能性がありますね。それに、見ていてスイングに余裕が感じられました。簡単に球が上がるからでしょう」(深堀プロ)


    ここで、キャロウェイのプロダクト担当、海沼龍之介さんが、高弾道を簡単に打てる要因である、ヘッド内に隠されたテクノロジーを説明してくれました。

    4_RMK_5055-Edit.jpg


    「今回は、打ち出し角と打点位置のミスに着目して開発されました。アマチュアはフェアウェイウッドを打つと、どうしても打点位置が低くなり、トップのような当たりになることも多いので、フェース下部で打ったとしても、できるだけ打ち出し角が高くなり、スピードも落ちないようにしたかったんです。新たに導入されたのがスピードウェーブ2.0で、前作のELYTEで初めて採用されたタングステン・スピードウェーブをバージョンアップさせたものです。トウ・ヒール方向の幅を狭くして、ヘッド内で固定するためのネジ止めの位置を後方に移動したことにより、フェースカップのソール側の面積を大きくすることができ、前作よりもフェース下部がたわみやすくなっています。もちろん、低・浅重心化にも大きく貢献しているものです」(海沼さん)

    5_RMK_5061.jpg


    実際、六車プロにフェースの下側でも打ってもらうと、3球目までと変わらないような高さでボールが放たれていきます。


    「すごく上がっています。想像していたよりも、一、二段くらい高いです。これならトップ気味に入っても大丈夫ですね。ロフトで上がっているというよりは、フェースが弾くことでボールが上がっている印象です。前へ距離もちゃんと出しつつ、高さも出つつというような感じですね。アマチュアの方には、フェアウェイウッドが難しいとか、打てないといったイメージを持っている人も多いと思うのですが、QUANTUMを打てば、やさしさや打ちやすさを感じてもらえると思います。フェアウェイウッドだからといって緊張しなくて済むといいますか、変に身構えなくてもよくなります」(六車プロ)

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    構えたときの見た目や、打感に対しても好感触のようです。


    「運びやすそうな見た目で、うまくボールに入れていけそうだなという印象です。置いたときにペタッという感じで。打感は、さらっと軽い感じで、ズシッとくる感じではないので、その点でも安心感がありますね。柔らかくて、軽い感触で気持ちが良く、楽な気持ちで打ちやすいと感じます。シーズン開幕からこれにしたいと思います」(六車プロ)


    次は深堀プロの番です。深堀プロが軽くスイングすると、六車プロから、「すごい、高い、高い」と、感嘆の言葉が漏れます。

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    「球がパッと上がるというのは、楽ですね。上げにいくという作業をしなくて良いので。パー5の長めの2打目をスプーンで狙うと、どうしても力が入って左肩が上がり、ヒールに当たったりすることがあるんですけど、これならそういう上げる動作がなくて、振るほうを意識できます。それは、すごく利点じゃないでしょうか。スイングにも良い影響が出て、ダウンから自然な流れで振れます」(深堀プロ)


    さらに、2球目を打った深堀プロが、独特の表現でQUANTUMのフェアウェイウッドの良さを表します。


    「以前にも言ったことがありますが、僕が好きなのは、打った瞬間にボールが少し上にずれたような感じになってから飛び出すスプーンなんです。今回のモデルもそういう感覚があります。リーディングエッジがうまくボールの下に入ってくれて、打点がちょっと上になる感じを覚えるのか、それとも、たわみによってそういうふうに補正してくれているのかは、はっきりとはわからないですが、そういう効果を打った瞬間に感じます。それはすごく好材料です。自分の好きじゃないライから打つときにも、助けてくれるのかなと思いますね」(深堀プロ)

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    3球目は、あえてトップ気味にヒットしてもらいましたが、打った瞬間に深堀プロから、「いいところに当たっちゃうんだもん」という言葉が出てきました。


    「下側に当てにいったのに、いいところに当たるんです。いまのは、かなりフェースの下を狙った感じでしたが、当たったあと、きゅっと拾った感じがしました。いまのは、すごく良い球でしたね」(深堀プロ)


    深堀プロも、六車プロの「身構えなくてよい」というコメントに似た表現で、QUANTUMのフェアウェイウッドをアマチュアに勧めます。

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    「スプーンが苦手だった人が、普通に打ちやすくなる印象です。高さが出ますし、芯に当たらなくても、距離や方向のずれを大きく助けてくれます。打感も良いです。ドライバーもそうでしたが、当たったときに一度、ボールを懐に入れて、そこから球を上げていってくれるという感じ。初速は高いけれど、フェースに食いついてから打ち出してくれるのですが、ボールスピードもとても速いです。フェースのどこに当たっても。怖がらないで、このクラブを頼ってくださいと言いたいですね。フェアウェイバンカーでも使いやすいかもしれません。ダフリたくなくて薄めに入れたくなるときがありますが、このヘッドが補正してくれますから」(深堀プロ)

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    QUANTUMのユーティリティでは、QUANTUM MAXユーティリティとQUANTUM MAX FASTユーティリティの2モデルがラインアップされており、フェアウェイウッド同様にスピードウェーブ2.0がヘッド内部に接着する形で搭載されています。昨年は導入されていませんでしたから、ユーティリティとしては初めてのことになります。これにより自ずと、QUANTUM MAX FASTユーティリティの6Hを打った六車プロのインプレッションは、フェアウェイウッドのときのものに近い表現になりました。

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    「とにかく打ちやすいです。簡単にボールを拾える感じがしました。ボールを拾えないと感じるのは、やはりうまく高さが出ないときですが、これは簡単にボールを拾える感じがしました。これは、見た目がやさしそうだから、拾えそうな感じがする面もあるのかもしれません。自然に振れば、勝手に高さが出てくれます」(六車プロ)


    ユーティリティでも、フェースの下側で打ってもらいましたが、やはり結果は同様です。

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    「トップとまではいかないですけど、かなり下側で打ちました。充分に上がっていますし、本当に打ちやすいですね。安心して、どんなライからでも使えそうです。強い球というよりは、ポーンという弾道で飛んでくれるので、ミスが怖くないといいますか。ユーティリティで怖いのは、前にビューンと強く飛んで、止まってくれないようなボールになることですが、これは柔らかく飛んでくれる感じです」(六車プロ)


    六車プロは、ROGUE STのユーティリティを、「やさしそうな形が気に入っていて、ずっと替えられなくて」ということで、長く愛用中ですが、ようやく新しい相棒を見つけたようです。

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    「ROGUE STと比べると、こちらのほうが打ちやすいです。たまにフェースが左に向いて見えるモデルもあって、引っかけが出そうに感じたりすることもあるのですが、これは形が四角い感じだからなのか、真っすぐ構えやすいところもありますね。打感も心地良いですし、フェアウェイウッドと同じく、これもすぐに変えたいなと思いました」(六車プロ)


    深堀プロには、まずQUANTUM MAXユーティリティの4Hを打ってもらいましたが、ミスへの強さ、打感、球の上がりやすさを絶賛です。

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    「ボールが強いですね。強いというのは、飛びすぎるということではなくて、フェースのどこに当ててもスピード感が変わらないという意味です。あとは、打感が柔らかいですね。フェースの下目でも打ってみましたが、ヘッドがすっと走って、いいところに自然と当たってくれます。だから、ミスする率が本当に少ない気がしますね。アマチュアの方でいわゆるチョロになってしまうような人でも、ちゃんとフェースが球を拾ってくれて、食らいついて、良いショットにしてくれそうです。低い球を打つには、あえて違う打ち方をしなければいけないくらいですね。すべてはクラブが助けてくれる。自分のなかでミスするかもしれないという気持ちを減らせるかもしれないですね。ちょっと当たらなかったら、届かないかな? とかいった不安を外せるというのは、プレーとしては楽になりますよね」(深堀プロ)。

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    六車プロも、深堀プロの言葉に深く頷きます。

    「確かにそうだと思います。ミスの気持ちを減らせるのは大きいですよね。シビアなライからでも、勝手に上がってくれると思えれば、逆に力が抜けて、すごく良いショットが出ると思います」(六車プロ)

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    さらに深堀プロには、QUANTUM MAX FASTユーティリティの5H(ロフト25度)も試しに打ってもらいました。深堀プロは、「男子プロはいちばん苦手なんです、ロフトのあるウッド系が。僕なんか、とくに得意じゃなくて、これまでも23度までしか入れていないんです」と語っていましたが、1球打った後の声は、QUANTUM MAXユーティリティのときよりも、かなりトーンが高くなったようでした。


    「正直、あまり期待していなかったんですけど、お世辞抜きで本当に良いです。このヘッドで本当に練習してみたいと思います(笑)」(深堀プロ)

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    これまで苦手だった理由は、球の弱さにあったそうです。


    「従来、ロフトのあるタイプは、ヘッドが軽いのか、ヘッドのパワーが足りないのか、球が上がる一方で、力が伝わっていないような、抜けてしまう感覚があったんです。でも、これは力を集約してから、押して飛んでいきます。これだけ高さも力も出してくれるというのは、やはり、クラブの構造が大きく変わったんでしょうね。シャフトが軽いですから、60代や70代の人にももちろん良いのですが、もっと若い人でも、アイアンを使ってスイングで無理をするより、こういうロフトが大きめなウッド系を1本持っていたほうが、ゴルフの完成度が高まっていくと思います」(深堀プロ)

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    六車プロも首を縦に振りながら、「女性にも充分使えそうですよね」と補足します。


    「見た目からして、高く上がりそうですし、ボールを捉えやすい感じもあるので。『女性ゴルファーは女性用じゃないと』というような話も聞いたりするのですが、QUANTUM MAX FASTでも全然いけると思います」(六車プロ)


    QUANTUM のフェアウェイウッドとユーティリティにおける注目すべきテクノロジーとしては、ほかにも新形状のステップ・ソールデザインやオプティフィット4と呼ばれるアジャスタブルホーゼルなどがありますが、それらも含めて、さらなる詳細はぜひ、キャロウェイ オンラインストアにてチェックしてみてください。フェアウェイウッド、ユーティリティともに、発売は2月6日からの予定となっています。

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